@ 質量保存の法則とか、原子説とかいった化学の基礎法則を眺めるとき、私は、化学の基礎って『変化すること』じゃなくて、『変化しないこと(不変であること)』なんだなと思ってしまいます。原子は変化しない、しかし、その組み合わせが変わることによって、『変化したようにみえる(化ける)』のだなと・・・。 |
A 原子の組み合わせが変わることによって、『変化したようにみえる(化ける)』のだな・・・とすると、化学の学習の手始めに、「化学結合」について考えておくことは大事ですね。ただ、種々の化学結合について考えてみるとき、それ以前に、電気陰性度の周期性をはじめとして、多くのことを学んでおくことが肝要です。上の流れ図は、私の考え方に過ぎませんが、種々の化学結合を納得するために必要な学習の流れです。 |
B 電気陰性度の周期性など、元素の周期性を学ぶには、まず、周期表をおさえておかないとね。ちなみに、メンデレーエフの周期表と現代の周期表との違いは?メンデレーエフの周期表は重さ(当時の概念による原子量)順でした。現代の周期表は原子番号順です。何故変わったのでしょう?そうですね、メンデレーエフ以降に同位体が発見されたからですね。同じ元素の原子でも、重さの異なるもの(同位体)があると分かったからです。 |