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番号 テーマ 学習内容
油脂の構造と性質 油脂は、天然に存在する物質で、その構造は高級脂肪酸とグリセリンのトリグリセリドです。高級脂肪酸の種類の違い(飽和脂肪酸が多いか、不飽和脂肪酸が多いかなど)によって、状態(常温・常圧で固体か液体か)がどのように変わるかをしっかりと把握しておきましょう。
セッケンの構造と性質 油脂を加水分解すると得られるセッケンは、高級脂肪酸のナトリウム塩であり、水溶液中ではカルボキシラートイオンになっています。疎水基と親水基とをともにもつが故の挙動(水溶液の液面における単分子膜の形成、水溶液中におけるミセルの形成、油の乳化など)についてしっかりと把握しておきましょう。
核酸とヌクレオチド 核酸は、簡単に言い切ってしまうと、ヌクレオチドの重合体です。よって、核酸について学ぶ際には、まず、ヌクレオチドの構造から知る必要があります。ヌクレオチドの構成について、それなりに把握しておきましょう。
核酸と情報 核酸(ここではDNA)は、単にポリヌクレオチドであるというにとどまらず、二重らせんといった立体構造をもっています。また、二重らせんは塩基対によって安定に保たれています。さらには、この塩基対こそが、セントラルドグマ(遺伝情報は、「DNA→転写→RNA→翻訳→タンパク質」の順に伝達されるという基本原理)の重要なキーとなります。壮大なロマンを感じながら、自分なりに納得しておいて下さい。