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番号 テーマ 学習内容
 ベンゼンからアニリンの誘導  ベンゼンは反応性の乏しい物質であり、そのベンゼンから、反応性の豊かなフェノールやアニリンを誘導することはとても重要なことだと思われます。ベンゼンからニトロベンゼン、ニトロベンゼンからアニリンの合成手順(実験操作)も含めて、きちんと整理しておきたいものです。ちなみに、誘導経路を押さえるとき、私達は官能基の変化を学習しているのだという意識を忘れないようにしたいものですね。
アニリンの性質 アニリンの性質についても、その検出法など、基本的なことは把握しておきましょう。
アニリンからアゾ染料の誘導 アニリンからアゾ染料の誘導経路についても、塩化ベンゼンジアゾニウムの加水分解(本来の誘導経路からははずれる流れ)も含めて、きちんと整理しておきましょう。ここでも、私達は官能基の変化を学習しているのだという意識を忘れないようにしたいものですね。
有機化合物の分離 有機化合物の分離についても整理しておきましょう。ここでいう有機化合物とは、基本的に芳香族化合物を念頭に置きます。
また、それらは、『炭酸よりも強い酸性を示す化合物』、『炭酸よりは弱い酸性を示す化合物』、『塩基性を示す化合物』、『中性の化合物』の4種類です。ここでは、水よりは有機溶媒に溶けやすいそれらの化合物を、水溶性の塩に変えることによって水層に移動させる(または、さらにもとに戻す)操作を身に付けます。
整理22
(第5講)
エステルの加水分解 エステルを酸触媒で加水分解した場合、この加水分解反応は平衡反応となり、エステルは完全には分解されません(ただし、問題文中に『(完全に)分解された』という断り書きがある場合は、その通り完全に分解されたと解釈する)。エステルを完全に分解するためには触媒として塩基を用います。また、加水分解後の生成物の分離・回収法を理解するためには、整理21で学んだ知識が必要です。ここには、これらの事柄についての記述があります。
整理23
(第5講)
アミド結合とアミド 入試化学(有機化学分野)に登場する『結合』のうち、『加水分解される結合』は、ほぼその大半が「エステル結合」か「アミド結合」です。ここでは、「アミド結合」や「アミド」という用語について確認しておきましょう。